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同居人のテレビの音に悩まされている人へ|シリコン耳栓とイヤーマフで控えめに言って8割くらい解決するよ

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僕は現在自宅で父の介護をしています。

いつでも目が届くように、ワンルームの部屋にパーテーションで間仕切りをして父と生活しています。

この生活を始めてから想定外に僕を悩ませているのが、テレビの音です。

高齢者のテレビ問題

父はほぼ一日中テレビをつけています。

夜中でもテレビが消えているとつけてからまた寝ます。

夜でも昼でもとにかく鳴っていないことに気がつくとテレビをつけます。

テレビの音が聞こえないと落ち着かないようです。

そして、高齢になった父は以前より音量が大きくなってきました

同じように悩んでいる人は多い

集中したい時にテレビが鳴っているとなかなか深い集中に入れません。

困り果てた僕は解決策を検索しました。

すると出てくる出てくる、同じような悩み。

年を取った両親がだんだんテレビの音量を大きくしていくというのはあるあるネタのようです。

そしてそれに困っている人は多い。

親を変えようとしても無理

父を見ていると音量が大きくなってしまう原因は以下の2つでした。

  • 加齢によって単純に耳が遠くなる
  • 音量ボタンの微妙な調整ができない

音量ボタンの微妙な調整ができないというのはどういうことかというと、リモコンのボタンをいったん押すと音量が3~4変化するまで指が離せないようなのです。

多分、指がうまく動いてくれないのでしょう。

音量を1だけ上げ下げということが難しくなっているようです。

原因除去は難しい

音が聞こえないこととリモコンが上手く使えないことはもう仕方がないことなんですよね。

これから耳をよくすることもできないし、指の使い方を上手にすることも難しいでしょう。

なので何か補助的な方法で解決していくしかありません。

解決策

じゃあ解決策はないのか。

解決に向けて2つの方向性があります。

解決策1:父にだけよく聞こえるようにする

父に補聴器をつけてもらったり、手元スピーカーを使ってもらったりする。

手元スピーカーってこういうのね。

でも補聴器はまだ嫌がるだろうし、手元スピーカーにしてもやっぱり音を大きくしてしまうんじゃないかと。

解決策2:自分が聞こえないようにする

自分が耳栓などをして極力テレビの音が聞こえないようにする方法を探す。

今回はコチラの方向で頑張ることにしました。

買ったもの

自分の周りの騒音をさえぎるものには色々あって、一番最初に注目したのはノイズキャンセリングイヤホンでした。

でも、ノイズキャンセリングイヤホンって騒音は遮断してくれるけど、人の声は聞こえるようになっているんだそうです。(デジタル耳栓も同じです)

つまり、テレビの音も聞こえちゃう。だめですね。

イヤーマフ

ということで僕がまず買ったのがイヤーマフという商品です。

Amazonで買いました。

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映画のワンシーンとかで射撃場でピストルを撃つ人が耳につけてるヘッドホンみたいな形をしたやつ見たことないですか?あれです。

ヘッドホンのようにつけるのですが、かなり横から押さえつけてくるので最初は戸惑うかもしれません。

僕はメガネをかけていますが、フレームが痛まないか心配するレベルの圧力がきます。

効果は?

イヤーマフ単体ではないよりはあったほうがよいというレベルでした。

実はこの商品には

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こういう普通の耳栓もついてくるんです。

この耳栓をした上からイヤーマフをつけるとテレビの音もかすかに聞こえる程度になります

同じ部屋で鳴っているテレビの音がここまで小さくなるのだから効果はすごいと思います。

ただこの耳の中につっこむ耳栓がどうしても苦手で長時間使うことができませんでした。

ヒカキンさん動画


【音量注意】銃声用防音イヤーマフで最強の発狂は防御できるのか検証してみたw

ヒカキンさんも動画でイヤーマフの効果を検証されてました。

ヒカキンさんの動画で紹介されているイヤーマフはこれです。

カタログスペックで言えば

  • 僕が紹介したほうがNRR34dB
  • ヒカキンさんの紹介されている方がNRR30dB

なので僕が紹介したイヤーマフの方が遮音率は高い(ハズ)です。

シリコン耳栓

イヤーマフは耳栓と併用すると高い遮音性があることはわかりました。

ですが耳に突っ込む耳栓が苦手です。

そんな時に見つけたのがシリコン耳栓でした。

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箱の裏面は全部英語です。

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全米で一番売れているのだとか。

Amazonでもレビューが150以上ついているヒット商品なようです。

この耳栓は耳の穴に突っ込むのではなく、耳の穴を覆ってフタをするタイプの耳栓です。

百聞は一見にしかず。分かりやすい装着の仕方の動画がありました。

使おうと思ってる方は外し方までしっかり見ることをオススメします。


シリコン耳栓のつけ方

シリコン耳栓は長時間つけていて痛くなるようなこともありませんでした。

これはかんたんにちぎったり丸めたりできるので、ひとつを半分にして使っている人もいるようです。

僕も半分にして使ってみたのですが、どうも上手に音をさえぎることができなかったので、やっぱり合体させてひとつの耳孔に対してひとつのシリコン耳栓で使ってます。

装着に慣れてきたら半分でも十分に耳を覆うことができるのかもしれませんが、最初はまるまるひとつ使うことをおすすめします。

あと、使う前はウェットティッシュで耳を拭いて汚れをとってから使えばより長く使うことができるので、使用前の耳穴まわりの掃除はやったほうがよいと思います。

ウェットティッシュはアルコールタイプの方がおすすめです。(すぐに乾いてくれるため)

効果は?

単体でも普通の耳栓並みの遮音性は十分あります。

ただし上手につけられるまでに時間がかかりました。

付ける前に耳穴の周りの汚れをとるほうが密着度があがります

動画を見ながらしっかりつける練習してください。

僕はほんのちょっとだけ耳穴に押し込むようなイメージでつけてます。

イヤーマフとシリコン耳栓併用が最強

この2つを併用するとかなりの遮音性があります。

さすがに同じ部屋で鳴っているテレビなので完全に遮音することはできませんでしたが、かなり音に集中しないとなにを言っているかわからないレベルになりました。

多分、図書館よりも静かです。

今、イヤーマフとシリコン耳栓をつけたままこの文章を打っていますが、キーボードを叩く音は全く聞こえません

かなりのストレス軽減にはなるはず

僕の場合は同じ部屋から聞こえてくるテレビの音を消すというかなり厳しい条件でしたので、残念ながら完全なる静寂は得られませんでした。

ですが例えば隣の部屋のテレビの音とか、隣人の生活音がうるさいとかなら十分に無音空間を作れると思います。

音って実はかなりのストレスになります。

悩んでいる人は是非、一度イヤーマフとシリコン耳栓を試してみて下さい。

おまけ:ここまですればすぐ隣の人の声も聞こえないらしい


耳栓多重+イヤーマフで最強の遮音性(防音)に挑戦 - Multiple earplugs and earmuffs for sound deprivation

 

以上、『同居人のテレビの音に悩まされている人へ|シリコン耳栓とイヤーマフで控えめに言って8割くらい解決するよ』でした!